久しぶりの渋谷

予定が潰れ、急遽時間が出来たのでミニミーを連れて「犬と猫と人間と」というドキュメンタリー映画を観に行きました。予想通りミニミーには理解ができずグミを食べ通し、おまけに水のがぶ飲みで2度もトイレに行くはめになりましたが、騒がなかっただけマシだったな。

映画はというと、涙して可哀想と言う前に自分にできることは何だろう。と考えさせられる内容でした。
なるべくたくさんの人に観てもらいたいという監督の願いが身に沁みました。
ネットで前評判を聞いていたこともあり、いつか動物と暮らしたい。と願っている人に絞って誘ってみたのですが、「そういう映画はパス」という意見が多くて叶いませんでした。そういうの、とは「観るに耐えない処分される不幸な犬猫の話」という先入観。まず観てもらわなくては始まらない訳で、これは結構高い壁だ。コドモには見せたくないという人もいるだろうし。


確かに映っているのは普段は目にすることができないひどい現実。
でもそれから目を背けて楽しい部分しか見ないとしたら何も変わらないんじゃないか。
そういう事実をきちんと知らないから「好き」というだけで安易に動物を増やしたり、都合が悪くなったら飼育放棄できるんじゃないか。色んなことを考えさせられる映画でした。

きな&もみの一生に責任を持つのはもちろんのこと、それを通じて娘に動物と暮らすことの楽しさや大変さ、どんな理由があろとも責任を持って世話をするのが当たり前だということを学ばせなければと改めて思いました。小さいうちに教える方が、大人を啓蒙するよりも効果が高いから。

これから暮らしたいと言う人も、動物と暮らしている人も一見の価値ありです。
犬と猫と人間と



こういう映画に限って、単館で上映期間も短く、宣伝もうってない分認知度も低いというのはいかがなものなんでしょうか。映画関係の方々、なんとかなりませんかね。










あるものがたり


以前実家の近くに住んでいたとき、ちょっとオサケの好きなおじさんと一緒に暮らしていた「和ちゃん」という犬がいた。ちょうど紅葉と同じ年。あいにく紅葉とは馬が合わず道端で会うと2匹して歯茎を見せてマジ切れ状態だった。そういうと、とても攻撃的?と思うかもしれないけど、本来の和ちゃんはとっても天真爛漫で人なつこい、かわいいこだった。

和ちゃんはミックス、どういう経緯でおじさんのところにやってきたのかは知らない。どこへ行くのも一緒。毎日どこかしらで和ちゃんに出会える。事実私達が別の街に引越し、月に何度か実家を訪れるときも必ずといっていい程、駅から実家までの数分間に和ちゃんの頭をなでられた。

かわいい性格と美人顔。ドン・コルレオーネばりの顔の広さで、今日は八百屋でサツマイモ、昨日は下駄屋の軒先で日向ぼっこという風にうちの家族はもちろん、地元の人達にかわいがられていた。

そんな和ちゃんを最近みかけないので、母に聞いてみたら、何でもおじさんが亡くなったとのこと。
病状が芳しくなかったおじさんは、入院中に、かわいがってくれていた商店街の人に頼み和ちゃんの里親を探してもらっいた。そしておじさんが元気なうちに里親が見つかり、その近所の人が病院まで和ちゃんの譲渡同意書のサインを取りにいって晴れて和ちゃんはよそのおうちの子になった。
今では「和ちゃん」ではなくて、ナントカという洋名に替わったらしいけど、新しいうちでとってもかわいがって暮らしているらしい。

おじさんが一杯やっているときは店の外で座って待ち、おじさんが駅前のベンチでひと休みしているときは一緒におかし(人間用の!)なんかもらいながら通りゆく人に頭をなでてもらっていた。
おじさんと和ちゃんは無二の親友のようで、端から見ていてもとっても素敵な関係だった。
そんなおじさんの気持ちと、おじさんを想う和ちゃんのことを考えると、やりきれないけど、和ちゃんおじさんの所に来れて本当によかった。

責任を持って暮らすことのお手本でした。
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コメント

Re: 是非見たいな。

Soleilさん
コメントありがとうございます。
映画の中で、動物が大好きな獣医さんなどが、真摯に嫌な役目を背負っているんですが現場の方達の一匹でも不幸な動物を減らしたいという切実な思いがヒシヒシと伝わってきます。
その思いが一人でも多くの人に伝わって、一人一人がきちんと命に向き合うことが大切なんだと感じました。

2009/11/17 (Tue) 21:28 | うさはん #- | URL | 編集
是非見たいな。

この映画、ぜひ機会があれば見てみたいな。先日、キナ&モミ&モナと1日過ごして。。犬を飼うって猫以上に大変だなと実感しました。特にウサは食事やサプリにも気を使ってしっかりケアしている。本当に尊敬します。生き物を飼うって。。子供を育てるのとある意味一緒だよね。この映画、目をそむけたくなる場面もあるかと思うけれど、現実をきちんと受け止めたうえで動物たちと向き合う姿勢をもつことが大事。そんなメッセージを受け取れそう。

2009/11/17 (Tue) 00:37 | soleil #3IwB4X5. | URL | 編集

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